ヤマハがシャビ・ヴィエルヘと契約終了、ジャック・ミラーのWSBK移籍へ道筋

ヤマハは2026年シーズン終了をもってシャビ・ヴィエルヘとパタ・マクサス・ヤマハチームとの契約を終了することを正式に発表した。これによりアンドレア・ロカテッリの隣のシートが空き、MotoGPからの転向が見込まれるジャック・ミラーが2027年にファクトリーラインナップへ加わる道が開かれた。ヴィエルヘはMoto2で表彰台経験を持ち、2022年にホンダでWSBKに転向。今季からヤマハに加入したが、現在のランキングは13位で、チームメイトのロカテッリの直後につけている。ミラーはプラマック・ヤマハのMotoGPシートをイサン・グエバラに奪われており、WSBKへの転向が有力視されている。なお、ヴィエルヘは来季バルニ・ドゥカティへの加入が取り沙汰されている。

ジャック・ミラーのほか、ブラッド・ビンダー、フランコ・モルビデッリ、アレックス・リンスもMotoGPからWSBKへの移籍候補として名前が挙がっている。2027年にMotoGPがピレリタイヤへ切り替わる一方、WSBKはMotoGPが2016年から使用してきたミシュランタイヤへ移行する予定だ。

ニコロ・カネパ(ヤマハ・モーター・ヨーロッパ モータースポーツ部門 ロードレーシング・スポーティングマネージャー)

「シャビは2026年を通じて素晴らしいプロフェッショナリズムと強い意志を示してくれました。このプロジェクトにもたらしてくれたすべてのもの、そして今シーズンの献身的な働きに心から感謝しています。」

「厳しい1年だったことは否定できませんが、シャビはプロジェクトにとって常に素晴らしい存在であり、一緒に仕事ができて本当に喜びでした。彼が去ることは残念ですが、その貢献に感謝するとともに、今後の活躍を心よりお祈りしています。」

ポール・デニング(チーム代表)

「個人的にも、そしてチームの全員を代表して言えることですが、シャビと2027年シーズンを続けられないことは非常に残念でなりません。」

「R1への素早い適応力、純粋なスピード、勇気、そして技術的な明確さを持つ彼は、優れたライダーであるだけでなく、とても特別な人間です。チームを去ることになるのは本当に惜しいです。」

「接する人すべてから好かれ、深く尊敬される人物はなかなかいませんが、シャビは仕事や周囲の人々に対して並外れたプロフェッショナリズム、誠実さ、そして敬意を持っています。」

「彼が受けるべきすべての良いことが訪れることを心から願っていますし、チームの扉はいつでも開いていることをシャビに伝えたいです。ヴァモス・シャビ、ありがとう。」