アレックス・リンスが2027年シーズンに向けて四輪レースへの転向を表明した。ヤマハのファクトリーMotoGPチームからの離脱が決まっているリンスは、サンマリノGPを前にバイクレースからの引退を発表した。次のステップについて具体的な参戦先は明かさなかったが、WSBKへの参戦オファーがあったことを認めたうえで、より意欲を持てる四輪プロジェクトを選んだと説明した。リンスが離脱し、ファビオ・クアルタラロがホンダへ移籍することで、ヤマハは来季ホルヘ・マルティンと小椋 藍という全く新しいラインアップで臨むことになる。

アレックス・リンス
「来年はスーパーバイクには行きません。以前のレースでもお話ししたとおり、とても良い、とても興味深いプロジェクトが頭の中にあります。ただ、まだ100%確定していないので明かすことはできません。」
「本当に嬉しいです。選ぶのは難しかったです。自分はMotoGPで、このチャンピオンシップで、多くの戦いや多くのレース、多くの勝利とともに人生のすべてを過ごしてきましたから。全クラス合わせると14年ほどになります。だから、自分は二輪をやめることにしました。」
「WSBKには2つの可能性がありました。興味を持ってくれたチームには本当に感謝したいです。でも、自分をもっと動機づけてくれる別のものを見つけました。」
「続けるべきか、続けないべきか、チャンピオンシップを変えるべきか、辞めることが悲しいのかどうか、自分自身に何度も問いかけてきました。」
「これは自分がずっとやってきたことで、結局は身についた習慣のようなものです。自分の人生のすべてをバイクのレースに向けて準備してきました。今起きていることは複雑で、バイクの世界で続けたいという気持ちを確かに削いでしまいました。」
「自分が成し遂げてきたことに満足しなければなりません。MotoGP世界選手権で14年間戦ってきました。多くの勝利があり、最高の意味での戦いがありました。Moto3、Moto2、MotoGPでチャンピオンシップを争いました。すべてのタイトルを獲れたわけではありませんが、3つのカテゴリーすべてでタイトル争いをする機会を得ることができました。」
「続けるかどうか、何度も自問しました。でも、もう一方の選択肢は自分をとても動機づけてくれるもので、長期的なものですし、自分は満足しています。」
「これだけ長い年月の後に、すべてを完全に閉じてしまうことはできません。そうしたライダーもいますが、モータースポーツの世界は自分の人生そのものです。」
「プロのバイクレーサーとしてのこれらの年月の間も、車に関わることをしてきました。ジープをカスタムして友人と砂漠に出かけたり、アイスレースをしたりしました。それは血に刻まれているものです。これからもトレーニングと練習を続けていきます。」
中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近DucatiモンスターS4Rに乗り換えました。