KTM CEO 1台制ルールに「完全反対」 F1型コストキャップは支持

KTMのCEOゴットフリート・ノイマイスターは、一部メーカーがコスト削減を理由に支持していた「1台制ルール」の導入提案に「完全に反対」していたことを明言した。一方で、F1方式のコストキャップについては「良いことだ」として支持する姿勢を示した。

ゴットフリート・ノイマイスター

「これはリバティやドルナへの共感でもあります。コスト増を叫ぶのは自分たちだけではいけない。メーカーとしても貢献しなければなりません。自分たちもショーを作る側として役割を果たす必要があります。それが第一です。第二にコストキャップについて言えば、これ以上資金が得られないなら、ごく自然な話です。」

「正しいやり方で進められればと思っています。憶測を呼びたいわけではありませんが、たとえば全チームが同じ燃料を使ったとして、ファンの皆さんがレースを楽しめなくなるとは思いません。燃料サプライヤーを一本化して、全員が同じベースで戦いながら、そこからいかに多くを引き出すかを競う。それで何を失うのでしょうか。」

「サステナブル燃料は誰もが調達しなければならないものです。頭の痛い問題で、多大なコストがかかります。それなら、ショーを損なわず、しかもファンの目には見えない部分を合理化すればいい。なぜそうしないのでしょうか。」

「1台制ルールについては、好きではないとはっきり言ってきました。ライダーがギリギリまで攻められること、転倒後に走って戻り次のバイクに乗り換えられること、それがMotoGPの本質だからです。コストは確かに削減できるかもしれませんが、これはレーシングの精神に反します。少なくとも自分のモータースポーツ観においては。完全に反対でした。」

「コストキャップがF1で常に真の上限として機能しているかは疑問です。それでも、全チームが競争できる共通の土台をもたらし、今では小規模チームが上位に顔を出すようになっています。」

「MotoGPにコストキャップがあれば良いことだと思います。全員が平等な機会を持てるようになり、自分は基本的に賛成です。ただし、賢いやり方でやらなければなりません。自分にとってこれは常に対話の問題です。誰かが一方的に押しつけるものではない。意見が違っても構いませんが、まずテーブルに集まり、耳を傾け、そのうえでスポーツにとって本当に最善の解決策を見つけることが大切です。」

「自分たちがここにいる理由はそこにあります。このスポーツをより多くの人に届けたい。二輪に情熱を持ち、バイクに乗ることを愛する人たちに届けたい。それが自分にとってのすべてです。」