MotoGP第20戦カタールGP(ロサイル・インターナショナル・サーキット)の土曜スプリントレースで、マルク・マルケス(ドゥカティ・レノボ・チーム)が優勝を果たした。
赤旗後の再スタートとなった10周のレースでマルケスはトップを走り続けたが、ターン1でのマルコ・ベッツェッキとの接触(審議の結果レーシングインシデントと裁定)でエアバッグが作動するなど波乱の展開となった。ベッツェッキはこの接触で転倒リタイア。2位にファビオ・ディ・ジャンアントニオ、右手首骨折を抱えながら11番グリッドから追い上げたホルヘ・マルティンが3位に入った。マルケスとマルティンのポイント差は49点に広がり、翌日の決勝次第でタイトルが決まる可能性が生まれた。

マルク・マルケス
「今日はしっかりとペースがあったのでプッシュしていきました。レースをリードする中で優勝できると思っていました。マルコ・ベッツェッキは自分より0.5秒速い部分がありましたが、ベストな形でレースを進めることができました。ターン1での接触以降はエアバッグが一度作動してしまったので、すべてが難しくなりました。ターン6でマルティンにアタックされた時は驚きましたね。彼があの位置にいるとは思っていませんでしたから。それ以降はリスクを取らずに、アドバンテージを活かす走りに切り替えました。」
「今朝はソフトタイヤでフィーリングが良かったです。スプリントではソフトで行くと決めていました。データを見てもソフトで走りきれることがわかっていましたし、大きなチャンスがあると感じていました。自分のライディングスタイルや11周という距離を考えても、ソフトがベストな選択だと思っていました。」
「マルコ・ベッツェッキはセクター3、ターン13、ターン14でスピードがありました。彼が近づいているのはわかっていて、できる限り防衛的な走りをしていました。ターン1については、自分の立場からすると特別な動きはしていません。自分のラインで走っていましたし、旋回中に彼があの位置にいるとは思っていませんでした。ふたりとも転倒する可能性があって危険な状況でしたが、幸運にも転倒せずに済みました。」
「ホルヘ・マルティンの走りは驚くべきものでした。素晴らしい戦士ですね。ここで勝てなくても最大限のポイントを獲得するんだという気概を感じました。尊敬に値する走りでした。」
中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近DucatiモンスターS4Rに乗り換えました。