レース前からマルケス選手がドヴィツィオーゾ選手こそが優勝候補と語っていましたが、まさにその通りの結果となり、ドヴィツィオーゾ選手がスタートを失敗しながらも追い上げて、ずっと2位で終わっていたカタールで遂に優勝しました。

アンドレア・ドヴィツィオーゾ

「この優勝は本当に嬉しいです。冬の間に成し遂げた改善内容を確認出来ましたし、スタートに失敗したにも関わらずレースも上手くコントロール出来ました。1周目はリンスにぶつかりそうになってスロットルを緩める必要がありました。ただ、そこから追い上げることが出来てタイヤを消費しないように走行しました。ザルコを抜いた終盤、マルケスとロッシに対してギャップを作ろうとしたんですが、タイヤのグリップが残っておらずリードを広げることが出来ませんでした。最終コーナーではマルケスが仕掛けてくるのがわかっていたので、慎重に走る必要がありました。彼はオーストリア、日本以上に、自分を抜いた後にスペースを閉じて走っていたんですが、縁石の内側で彼を抜き、デスモセディチのパワーで前に出ました。最高に満足のレースです。」

(Photo courtesy of michelin)

<Ducati プレスリリース>