今回は6位でポイントを持ち帰ったドヴィツィオーゾ選手は、マルケス選手の走行について「圧倒的なタイム差があったのに、すべきではない事をした」と語ります。次のアメリカもDucatiにとっては相性の良くないトラックですので、少しでも多くのポイントを獲得することが必要だと語ります。

アンドレア・ドヴィツィオーゾ

「今日のマルクの走行は特に良くなかったですね。どんな状況でも他のライダーより1秒速かったんですから、良い結果を持ち帰るのは簡単だったはずです。今回の彼はミスが多かったですね。彼はすべきではないありとあらゆる事をしました。アルゼンチンはバレのファンが多いですから、マルケスはパドックから無事に出るのに苦労するでしょうね。」

「誰もがトラック上では強みと弱みがあります。自分達ライダーはチャンピオンシップにおいて最高の結果を持ち帰る必要があります。ただ、最終的に重要なのは自分達がチャンピオンシップにおいて2位になったということでしょう。自分達は金曜に遅く、今日のレースもウェットパッチがある状況でした。今日はチャンピオンシップは争いをしているライダーが3名ゼロポイントで終わりましたからラッキーでした。」

「今日のスピードに関しては満足出来ません。これによって流れるような作りのトラックでは苦戦することが明らかになりました。ただ6位はいずれにしても自分にとっては最高の結果です。ネガティブなシチュエーションからポジティブに捉える必要があります。今後は得意ではないエリアを改善することが必要です。」

「オースティンはDucatiにとってベストなトラックではありません。ホンダ向きのサーキットと言えるでしょう。ですから、アルゼンチン、アメリカでは可能な限り多くのポイントを持ち帰る必要があるんです。スズキが表彰台を獲得したりという状況ですからね。」

(Source: Ducati)