序盤ペドロサ選手をやや強引にオーバーテイクしたザルコ選手は、あそこでトップ2人を逃したくなかったと語ります。ターン13に存在した内側のラインを選択した事で、結果的にペドロサ選手をアウト側に押しだす事になったとのこと。

ヨハン・ザルコ

「今日は難しいレースでスタートから完走まで100%でプッシュしました。そこで前方にマルク、ジャックが居て、ダニも3位ポジションにいました。ジャックとマルクがレースをリードしているのが見えましたが、彼らはダニよりも良いペースでした。ダニはレース序盤は安全運転であることがありますが、自分はトップ2人についていくチャンスを逃したくなかったんです。」

「ですからターン13で彼をオーバーテイクするという決断をすぐにしました。そこにはレーシングラインと、内側にドライのラインがあり、自分はその内側のドライラインを使用してオーバーテイクをしました。その状態でコーナーに進入すると立ち上がりでは少しワイドになってしまうんです。問題はワイドになった先の路面がウェットだということで、そこで自分は転倒を避けるためにバイクを少し起こしたんです。もし自分があそこで転倒したら、ダニも巻き沿いにしてしまいますからね。」

「自分はウェットパッチで転倒しなかったんですが、彼があそこで転倒したのは知りませんでした。自分が考えていたのはそこでアレックスに抜かれたということで、ダニは後ろにいると思っていたんです。彼があそこでウェットパッチに乗ってしまったのは残念でした。」

(Photo courtesy of michelin)