EWC(世界耐久選手権)ル・マン24時間耐久レースでは、F.C.C. TSR Honda Franceが日本チームとして初優勝を果たし、イギリスのHonda Endurance Racing、ドイツのWepol Racing by Penz13が3位を獲得。さらに使用タイヤもブリヂストン、ダンロップ、ミシュランと分かれていました。
第41回目となったル・マン24時間耐久レースにおいてF.C.C. TSR Honda Franceが優勝し歴史を作った。これは日本チームにとってル・マン24時間耐久レースでの初優勝となる。2位にはイギリスを拠点とするHonda Endurance Racing、3位はドイツを拠点とするWepol Racing by Penz13が獲得した。
F.C.C. TSR Honda Franceは過去に3度、鈴鹿8時間耐久ロードレースで優勝をしており、今回のル・マンでは初優勝となる。またチームが使用したブリヂストンタイヤにとっても今回はル・マンにおいての初勝利となった。これでF.C.C. TSR Honda Franceはチャンピオンシップをスタンディングにおいてもトップに浮上している。
F.C.C. TSR Honda Franceは2016年に表彰台を獲得したことはあったが、今回はフレディー・フォーレイ、アラン・ティーチャー、ジョシュ・フックの3名で、チームは遂に表彰台のトップへと駆け上がった。
もう1つCBR1000RRを使用して表彰台を獲得したのはイギリスベースのHonda Endurance Racingだ。チームは序盤にエレクトロニクスの問題によって38位にまで順位を下げたものの、そこから見な追い上げを果たした。3位を獲得したのはWepol Racing by Penz13で、24時間のレースの中での転倒などもあったが3位を獲得している。
日本、イギリス、ドイツという3つの国、そしてブリヂストン、ダンロップ、ミシュランという3つのメーカーが揃って表彰台を獲得するのは、今回が初めてだ。スイスのBolliger Team Switzerlandは4位となった。5位にはTeam SRC Kawasakiが入った。チームは序盤のレースをリードしていたもののラジエターの問題によって転倒している。
(Source: fimewc)
(Photo courtesy of michelin)