昨年は長期の離脱によってヘレスでレースに参加していないリンスは、今シーズンは3戦で2度の転倒リタイアとなっています。速さを発揮すると同時に安定感を身につける必要があるのはどのルーキーも同じですが、リンスも今年でMotoGP参戦2年目。ソリッドな結果がヨーロッパラウンドでは求められます。

アレックス・リンス

「昨年はここでのレースに参戦できず年末にテストを行っただけですので、自分にとってここでのレースはある意味、ルーキーイヤーでのレースと同じです。昨年長く負傷していたせいで、いくつかのGPの経験が不足しているんですよ。しかしポジティブなメソッドで作業を続ける中で、いかなるレースにおいても自信を持てるようになりました。」

「昨年よりも経験が増していますし、GSX-RRでいくつものレースをこなす中で、今回のレースに向けての自信も感じています。今年の序盤の中で見えたのは、自分達が前進をしているということ、競争力を発揮出来ることです。ヘレスは自分達に合ったサーキットだとは感じませんが、技術的に改善が出来ていますし、自分のライディングも向上しています。このラウンドもポジティブに捉えることが出来るでしょう。」

(Photo courtesy of suzuki-racing)

(Source: suzuki-racing)