序盤にロレンソを抜いてトップを快走していたマルケスは、後ろで3名が転倒した事で完全に1人えレースをリード。これでチャンピオンシップにおいても単独首位に立ちました。

サイモン・クラファー

「マルク、限界を超えてプッシュしていました。練習走行でも予選でもプッシュしていましたよね。レースの中でも大きなスライドがありました。あれに関してはいかがですか?」(※ルティが転倒した際にグラベルの土、や石がトラックに乗り、そこでマルケスが大きくスライドした)

マルク・マルケス

「今回は本当に多くのファンが集ってくれていて、今回は優勝が出来るだろうと最初から感じていました。昨日もお話したように2列目でしたが予選のフィーリングはイマイチだったんです。今日はクレバーな走りが出来、プッシュも出来ました。チームメイトがここでは強力だという事がわかっていましたからね。自分のほうが強い走りが出来ていましたが、ここのレースは長いので多くの事をしっかりとコントロールしていく必要がありました。今後もこういったレベルでレースを続けていく必要がありますね。スライドについてはトラックが小石で覆われているのが見えて、スロットルを閉じたんですが手遅れで大きくスライドしてしまいました。でもショーとしては良かったでしょう。まぁ、マルケススタイルってことですね(笑)」

(Photo courtesy of michelin)