ヤマハ勢トップでレースを2位で終えたヨハン・ザルコ。もともとも転倒した3名に追いつけるペースがあったと考えていたとは言え、流石に3名が転倒したのは驚きだったとのこと。ザルコはこれでチャンピオンシップ2位に浮上しています

サイモン・クラファー

「再び2位、そしてヤマハトップとなりました。昨日と同じでしたね。どうやってこの結果が可能だったのでしょうか?」

ヨハン・ザルコ

「時には幸運が必要なんですが、今回3位からスタートしたというのは、こういう結果を得るために良い条件だったと言えるでしょう。序盤はペドロサよりも速く走ることが出来たんですが、彼のほうが加速が少し良くて、ブレーキングでも充分に接近出来ませんでした。彼をオーバーテイクしようとしていたんですが、どうしても抜くことが出来なかったんですよね。ワイドにはらんでポジションを落としたこともありました。難しい状況の中で5位まで順位を戻し、マルケスが逃げるにしてもトップグループに追いつきたいと思っていました。苦戦はしていましたが、彼らに追いつくことは出来ると考えていたんです。良いフィーリングが戻るのを待っている中、自分のレースをしていました。そこであの3人が転倒して自分も信じられませんでしたが、そこで大きなギャップのある2位ということで、残り7周完走に集中しました。楽しんで走行出来ましたし、20ポイント獲得出来たのは嬉しいですね。最高の気分です。」

(Photo courtesy of michelin)