ル・マンはハードな加速ポイントがあることから、各メーカーにとっては立ち上がりのウイリーをいかに押さえ込むかが課題となっています。そうしたこともあってHRCはル・マンの前に新型フェアリングのテストを行っていたわけですが、クラス最軽量のペドロサにとって、こうしたウイリーを押さえ込むというのは他の選手よりも重要度が高いと言えるでしょう。

FP2 8位ダニ・ペドロサ

「ヘレスの転倒の後の2日間のテストでの痛みもあって、今日は良いペースを見つけるのに苦戦しました。今朝バイクに乗った時は100%の体調ではなく、そのせいもあって良いスタートとなりませんでした。その後少し改善することが出来、午後には良い形でフィニッシュすることが出来ましたが、これはポジティブなことだったと言えるでしょう。今日は最後の走行で新しいエアロダイナミクスフェアリングを試しましたが、このトラックに関してはウイリーの減少という面で効果があったと思います。バイクも全体的に安定したように感じましたが、もう少し色々と理解を深めるためにも作業をしたいと思います。明日はタイヤに関して集中して作業をしバイクのセットアップに関してもう少し作業をしたいと思います。」

(Source: KTM)

(Photo courtesy of KTM)