ザクセンリンクのマネジメント組織であるSRM(ザクセンリンクマネジメント)とドイツGPの開催権を有するADAC Munichの間で揉め事が起きているようで、2019年以降のドイツGPの開催が危うくなってきました。SRM(ザクセンリンクマネジメント)はすぐさまにドルナとの交渉を開始するようですが、将来的なドイツGPの開催地はニュルブルクリンク、もしくはホッケンハイムという可能性も無きにしもあらずかもしれません。

SRM(ザクセンリンクマネジメント)は、ドイツGPの開催権を保有するADAC Munichによって、2019年からのドイツGPの開催契約を5月24日付けの書面によってキャンセルされたことをお知らせします。

SRMはこのプレスリリースによってMotoGP世界選手権の権利主であるドルナスポーツが設定している国際ロードレース選手権開催のための条件を全て満たしており、将来的にもそれは変わらないということを明確にしたいと考えています。

ADAC Munichによって要求されている追加条件のみが満たせないのであって、これはあくまでもSRMとADAC Munichの問題です。

SRMとその株主、ザクセン州は2019年以降もドイツGPがザクセンリンクで開催されるように働きかけていくつもりで、すぐにドルナスポーツとの協議を行います。

なお、2018年のドイツGPに関しては今回の契約破棄に影響されず、7月13日から15日に行われます。残念ながらSRMとADAC Munichの契約内容に関する情報をお伝え出来ませんのでご了承ください。

(Source: SRM)

(Photo courtesy of michelin)