苦しいレースが続くザルコ。今回も練習走行から苦戦して、最終的に7位でレースを終えました。徐々にサテライトチームならではのシーズン中盤からの苦戦が始まっているとも言えますが、ここで踏ん張る事が出来るでしょうか。

ヨハン・ザルコ

「難しいレースでした。ペースは良かったんですが、レースの中でいくつもアンラッキーな事がありました。まずスタートは良かったのですが、2人のライダーが前にいてスロットルを閉じる必要があり、これで順位を落としました。オーバーテイクするスペースが見つけられず、その後はオーバーテイク出来るところでイエローフラッグが振られスローダウンを余儀なくされました。ラップタイムを短縮して、レースの中で状況をコントロールしてペドロサとクラッチローに追いつこうとしていたんです。」

「もう少しで追いつけるところで、バイクをコントロールするのがどんどん難しくなっていきました。最終的にビニャーレスに抜かれ7位となりました。最悪なレースではありません。まだチャンピオンシップにおいては良い位置にいます。全体で見れば総合2位を狙うことは可能です。現時点はロッシがいますが、この順位を守るには、彼は相当クレバーに注意深く走る必要があるでしょう。自分もクレバーな走りをしたいと考えています。クルーと共に良い方向で進んでいると思います。良い方向に進み、一度状況を理解出来た後は信じて前に進みたいと思います。また表彰台を獲得出来る時が来るでしょう。」

(Source: Tech3)

(Photo courtesy of michelin)