今回は前回のムジェロの転倒もあって、転倒をしないように後半はロレンソを追うペースを緩めたと語るマルケス。このままのチャンピオンシップをリードしたままシーズン前半戦を終えることが出来るでしょうか。
マルク・マルケス
「今日は可能な限り良い形でレースをコントロールする必要があり、スマートになる必要がありました。後続にギャップを作ることが重要だったので、序盤はハードにプッシュしてホルヘを追いました。十分なギャップが出来た後はレースをコントロールすることにしました。ロレンソに追いつくのは無理だとわかったので、後半は少しペースを落としたんです。今日は多くの転倒がありましたから、自分の過去の転倒を意識させられました。時に選択したタイヤでは、求めているフィーリングが得られないことがあります。」
「しかし今回の2位はチャンピオンシップにおいては非常に重要です。今までは23ポイントのリードだったものが、これで27ポイントのリードでアッセンに向かうことが可能となりました。状況を理解して、可能な限り良い形で状況をコントロールする必要があります。ムジェロではミスをしましたが、これによって色々と考えさせられたんです。もちろん優勝出来ない時は、何かが足りないという気持ちは残ります。ただ表彰台は良い結果です。また厳しいレースがあると思いますが、良いことは今まではすべてのレースで良い形でレースが出来ているということですね。」
(Source: HRC)
(Photo courtesy of michelin)