ロッシによるとヤマハで優勝するには、加速、電子制御、車体バランスなど、様々な点の改善が必要とのこと。次回は得意としているアッセンですが、金曜になるまでは状況はなんとも言えないでしょう。
バレンティーノ・ロッシ
「優勝するのに足りないのは特定の何か1つではないんです。確かに加速に関しては改善が必要でしょう。Ducati、ホンダの後を走っていると、エンジン、電子制御部分も良い形で機能しており、スピンが発生せずにパワーを伝達出来ていると感じます。自分にとってはここが最大の問題点です。ただヤマハは重量配分やシャーシなどにも作業をしていますから、こうした部分の問題もあるでしょう。」
「ヤマハが1年以上優勝していないというのは、自分にとってもヤマハにとっても残念なニュースです。確かにアッセンは好きですし、バルセロナ、ムジェロ、フィリップアイランドだってそうです。どこか特定のトラックだから優勝出来るとは思いません。好きなトラックであれば良い形でライディングが出来、ヤマハも良い形で機能します。ただ今年は状況がより困難なんです。もちろん優勝のチャンスがあるということを願っていますけどね。」

(Photo courtesy of michelin)
中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近はまた乾式クラッチのDucatiに乗りたいと思っています。