ジョナス・フォルガーは2017年のデビューイヤーに、地元ドイツでマルケスを一時抑えてトップを走り最終的に2位を獲得しました。しかしその後ジルベール症候群(※遺伝性の肝疾患で慢性的な疲労感、集中力の欠如などが主な症状)と診断されシーズン最後の4戦を欠場しチームを離脱。また2018年シーズンも直前になってチームへの合流が出来なくなり、テック3は代役ライダーを探して奔走。最終的にハフィズ・シャーリンが後釜として2018年シーズンを戦っています。

このフォルガーですがアラゴンで行われたトライアンフエンジン搭載のMoto2マシンのテストが行われた木曜日に先駆け、水曜日に現行のホンダエンジンのKalexでテストを行っています。なお、2019年からはMoto2に参戦することを発表しているMVアグスタは現在ライダーを探しているところと言われており、ジョナス・フォルガーもその候補の1人と噂されています。

Kalex共同創業者 Alex Baumgartel

「彼が再びバイクを楽しめるかどうかと思ったんです。まずは水曜日に彼に慣れてもらうため、Kalexのテスト車両に乗ってもらいました。2日目の後に色々と話してみるつもりですが、彼のゴールがどこなのかはまだ聞いていません。彼はこのまま終わるべき人間ではありませんし、どうなるか見守りたいと思っています。」

(Source: formulapassion.it)

(Photo courtesy of michelin)