バイクライフの楽しさやバイク市場の動向を広く社会に発信することを目的に活動を行う『バイク王 バイクライフ研究所』(所在地: 東京都港区、所長: 澤篤史)は、2018年3月~5月の期間を対象に、『再び売却した際、高値の付くバイク』=『“リセール・プライス”の高いバイク』上位10車種を発表します。

『“リセール・プライス”の高いバイク』は、需要の高いバイク、つまり『人気のあるバイク』と言い換えることもできます。25回目となる今回は「カワサキ・Z900RS」が首位を獲得しました。

◇注目のニューモデル『カワサキ・Z900RS』が1位を獲得!
◇原付一種・二種が半数を占める結果に
◇カワサキがトップ3を独占

25回目となる『リセール・プライス』ランキングは、『カワサキ・Z900RS』が2位に18.3pt差を付け首位に輝きました。

カワサキ・Z900RSは、2017年に発売されたレトロスポーツモデルです。跳ね上がらずに丸みを帯びたテールカウルやティアドロップフューエルタンクの採用、サウンドチューニングが施されたマフラーが奏でる低く厚みのあるサウンドなど、まさにカワサキが誇る名車Z1/Z2を彷彿とさせるモデルです。その一方、最高出力111ps/8500rpmを発生する水冷4スト並列4気筒エンジンを始め、倒立フォークやリアシングルサス、軽量トレリスフレームなど、装備は最新式のものが採用されています。発売前より話題となっていた同モデルですが、国内4メーカーの小型二輪車(251cc以上)新車販売台数でカワサキを5カ月連続のシェアトップ※に導くほどの人気車であることに加え、中古市場への流通台数が現状ではまだ少ないことによる高値傾向であると推察されます。※出典:全国軽自動車協会連合会

今回のランキングでは、原付一種・二種のモデルが多くランクインする結果となりました。今回のようにトップテンの半数が原付一種・二種となるのは調査開始以来初めてとなります。同クラスにおいては各メーカーともにニューモデルの発表・発売の話題が多いことによる人気の上昇が考えられます。また、ホンダからヤマハへのOEM生産がスタートすることやAT限定小型自動二輪免許の取得可能最短期間短縮が予定されるなど、今後の動向も注目されます。

これから各地で梅雨が明け、バイクイベントが多数開催されていく中で、今後のランキングに変化は起こるのか、引き続き『リセール・プライス』ランキングにご注目ください。

総合ランキング

原付一種・二種

軽二輪

中型二輪

大型二輪

■『リセール・プライス』とは
バイクを再び売却(=リセール)するときの価格(=プライス)を指します。
2018年7月現在、新車で購入が可能なバイクを対象とし、オークションで売却した際の落札金額の平均値と新車販売価格を基に『リセール・プライス』をポイント化。ポイント数が高いほど、『リセール・プライス』が高いと想定できます。
本指標は、年間10万台以上の取り扱い台数を誇る『バイク王』のデータを基に、バイク王 バイクライフ研究所が独自に集計したものであり、バイクユーザーが新車あるいは中古バイクを購入する際の参考情報として活用されることを目的としています。

■ 算定基準
・国内主要4メーカーが、国内で販売しているバイク(2018年7月現在・逆輸入車を除く)
・新車販売価格は2018年7月現在の価格を基準。カラー等により価格が複数ある場合は、最安値を基準に算定
・期間内に、バイク王 バイクライフ研究所独自の規定台数に達する流通があるバイクを対象とする

<株式会社バイク王&カンパニー プレスリリース>