ハーレーダビッドソンが2020年モデルのコンセプトバイクとして発表したもう1台が「Streetfighter 975」と呼ばれるネイキッドのストリートファイタータイプのバイク。エンジンは「Pan America 1250アドベンチャーツアラー」に使用されている新型エンジンの975ccバージョンのもので、これがコンパクトなシャーシの中に収められています。

ブレンボのラジアルマウントキャリパー、バーエンドマウントのミラー、コンパクトなシートカウル、おそらくベルトドライブの駆動形式、ダウンマフラーなどを装備。こちらのモデルの外観はヤマハのMTシリーズを思わせますが、コンセプトとしてはBuellが作り続けてきた「超コンパクトな車体にVツインエンジンを搭載する」を踏襲したと言えるもの。

ハーレーは新型エンジンを500ccから1250ccのレンジで製作するようですので、まさにBuellのXBシリーズのように、975ccのモデル、1250ccのモデルなど、排気量ごとに異なるモデルのラインナップ、また新型エンジンを使用した500ccのエントリーモデルなどを登場させることも考えられます。その他にも新たなモデルの登場が予定されているようなので、続報を待ちましょう。

<Harley-Davidson プレスリリース>