今週末のタイGPにもイギリスGPの練習走行中に負傷したティト・ラバトの代役として出場するジョルディ・トーレスですが、前回のアラゴンGPでも初のMotoGPバイクをしっかりと乗りこなし、最下位となる20位ながらしっかりとレースを完走。19位のザビエル・シメオンとの差は1秒以下でゴールしました。
トーレスはMVアグスタのWSBチームに所属をしていたわけですが、今後もトーレスがラバトの代役を務める可能性が濃厚であること、今後MotoGPは日本から3連戦が始まるということ、WSBとMotoGPの日程が重なっていることなどを踏まえ、MVアグスタはトーレスをチームから放出。トーレスにMotoGPに専念してもらうことにするようです。
なお、WSBはシーズン残り2戦、アルゼンチンとカタールとなりますが、アルゼンチンGPはMotoGPの日本GPとオーストラリアGPの間に開催され、WSBのカタールGPはMotoGPのオーストラリアGPと日程が重なっています。トーレスの抜けた穴はPederciniカワサキで走行していたヨニー・エルナンデスが務める予定です。
MVアグスタ
「ジョルディ・トーレスがチームAvintiaのラバトの代役を、タイ、そして日本でも務める可能性があること、チームとライダーは共に今後を検討し、両選手権の時間の違いなども考慮した上で両者の契約を解消することで合意しました。そしてこの決定によってトーレスにMotoGPレースに100%集中してもらうという未来を選択しました。」
(Photo courtesy of esponsorama)