他のメーカーと比較すると膨大なテストパーツが投入される傾向があるKTM。2019年シーズンはファクトリーライダー2人、テック3の2人、そしてテストライダー2人という体勢で挑みます。こうした体勢の中、ファクトリーライダーのテストに関する負担軽減を図る方向です。
ポル・エスパルガロ
「実に忙しいテストでした。昨日はユーズドタイヤを履いてのロングランを行いペースは悪くなかったものの、今日は高速ラップを記録することに関して苦戦しました。いろいろと試すパーツが多く、どんどんと生き物のようにバイクが大きく変わる中で、コンスタントに高速ラップを記録するのは難しかったんです。」
「エンジンに関して、そしてタイヤが摩耗した際に効いてくる内容を新たに試していたんです。シャーシに関してはある程度のモディファイを行いましたが、これは将来的に大きな改善として効いてくるでしょう。スイングアームも同様です。WPのスタッフがサスペンションに関してずっと作業を行ってくれていて、彼らもいくつかアイディアがあるようです。」
「マレーシアに向けてチームは作業を続けていますが、ザルコがどのエリアの改善が必要と考えているかミーティングを行います。共にバイクの改善を進めていきたいと思います。」
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(Source: KTM)
(Photo courtesy of KTM)