ZX-10RRを操縦するレイとハスラムはフィリプアイランドでの最終テストを終了。ハスラムは1’30.668で3番手タイム。レイは1’30.722で4番手タイムとなりました。これらのタイムはレースタイヤで記録されたもの。年間13ラウンド、39のレースで争われる今年のWSBKもいよいよ開幕です。

2日目3番手 レオン・ハスラム
「おそらく今日までで他のどのチームよりもタイヤのコンパウンドを確認したと思います。今はレースセットアップだけを見ていて、何がしたいかについて明確な考えを持っています。それに今のところ新品タイヤで素晴らしいタイムを記録するような走り方はしていませんしね。2日間でレースペースは極めて良いです。1’30.6台の4度目に最高タイムを記録していますが、もう少しタイムは縮めることができるでしょう。もう少し序盤のタイムが良ければもう少しトップに近づけたでしょう。今回のテストに関してはベースペースが良かった点が挙げられます。タイヤなどいろいろなことをマネジメントしながらのタイムですから、極めて良い状況だと思いますよ。今はまだレースではなくて金曜の練習走行に焦点を当てています。まだまだ試したいことがありますし、まだ前進出来ると感じているんです。」

 
2日目4番手 ジョナサン・レイ
「本当にポジティブなテストで、トラックの要求に合わせていろいろな物事を試して変更を加えました。4速、5速コーナーでリアタイヤにかなり多くの荷重がかかるという点で、このトラックは本当にユニークなんです。今日はかなりのデータを集めることが出来ましたが、レッドフラッグが多発してロングランが出来ていませんし、タイムアタックも出来ていません。これらのデータは本当にレースウィークエンドで重要になるでしょう。3回レースがあるということで、今年はタイムスケジュールに関して気を使って行く必要があります。日曜はレースにプレス対応などに大忙しですね。」

(Source: kawasaki)