フィリプアイランドでのテスト最終日に、Aruba.it Racingのアルヴァロ・バウティスタは1番手タイムを記録。バウティスタは今日の両セッションを終始リードしました。午前中に昨日のタイムから0.4秒を短縮したバウティスタは1’30.303のベストタイムを記録。午後はレースシミュレーションを行い、レース全体と同じ距離を素晴らしいタイムで走り込みました。バウティスタは今年がスーパーバイクデビューとなりますが、高い競争力を発揮してパニガーレV4Rで優勝争いが可能なレベルです。

チャズ・デイビスはヘレステストでの負傷により冬期テストを満足いく形で進めることが出来ておらず、準備が万端とは言えない状況です。今日の彼は可能な限り良いベースセットアップを固めることに注力。厳しい状況ですがチャンピオンシップ開幕に自信を持っています。


2日目1番手 アルヴァロ・バウティスタ 1’30.303
「今日はまたポジティブな1日でした。今朝はバイクのジオメトリーを少し変更しましたが、望んでいた感触ではありませんでしたので昨日と同様に戻しました。午後はロングランを行うことを目標として、レース距離を走った時にタイヤがどうなるかを確認しました。ロングラン全体で素晴らしいペースでしたので嬉しいですね。2日間はいずれもポジティブで、完璧な仕事をしてくれたチーム全体に感謝を述べたいと思います。開幕戦にはしっかりと準備が出来ていますし、今からレースが待ちきれません!」

2日目14番手 チャズ・デイビス 1’31.796
「正直に言ってまだ準備は出来ていません。午前中に少し改善が出来たことは嬉しいのですが、午後に試したことはまったく望んでいたフィーリングを与えてくれず、結果的に全て午前中のセッティングに戻しました。このあと2日間でデータを全て見て、金曜日には良いセッティングで作業を開始出来ることを願っています。良いニュースは昨年もテストは良くなかったものの、レースでは良い結果だったということです。週末はレースを最大限良い形で迎えられるように使いたいと思います。」

(Source: Ducati)

(Photo courtesy of Ducati)