ニコロ・ブレガ(Aruba.it Racing – Ducati)は、オーストラリアラウンドのレース1で圧倒的な走りを披露し、他を寄せつけない独走で優勝。フラッグ・トゥ・フラッグの義務ピットストップも彼の快進撃を止めることはできなかった。

アルヴァロ・バウティスタ(Aruba.it Racing – Ducati)は果敢なレースを展開。イアンノーネ、ペトルッチ、レディングらドゥカティ勢との激しいバトルを繰り広げた後、タイヤ交換のためピットインした時点では2位につけていた。レース後半では、BMWのトプラク・ラズガットリオグルとの差を縮めながら2位奪還を狙ったが、惜しくも3位でフィニッシュ。それでもドゥカティにとってはダブル表彰台となり、チームにとって最高の開幕となった。

ニコロ・ブレガ(レース1/優勝)

「チームと一緒に素晴らしい仕事ができたと思います。テスト初日から高いパフォーマンスレベルを維持していましたが、それをレースで再現するのはまた別の話です。だからこそ、この結果にはとても満足しています。ただ、今週末はまだやるべきことがたくさんあります。」

アルヴァロ・バウティスタ(レース1/3位)

「シーズンのスタートとしては、昨年よりも確実に良い形になったので、とても満足しています。マシンのフィーリングも戻ってきましたが、レース中は強風の影響を少し受けました。また、黄旗の影響で減速したイアンノーネにポジションを返さなければならず、少しタイムを失いました。それでも、良い結果だったと思います。今日は堅実なレースができたので、明日はさらに一歩前進できるように頑張ります。」

(Photo courtesy of Ducati)