新しいバイクへの乗り換えではなにかしらの問題に見舞われるロレンソですが、今回なぜかピットレーンリミッターがスタート時にONになる、レース中に左側グリップが脱落するという問題に見舞われています。マルケスもFP4でチェーンが脱落していましたし、アルゼンチンGPにおけるレプソルガレージはこうしたテクニカルエラーが多かった印象を残しました。

12位 ホルへ・ロレンソ

「まずはレプソル・ホンダとマルクに優勝おめでとうと伝えたいですね。マルクは今週末素晴らしい走りを続けていました。ウォームアップでは良い形で走行出来、タイムを向上することが出来ました。しかしレースではスタート時にピットレーンリミーターが誤ってONになってしまい、あっという間に皆に抜かれてしまったんです。ローンチ用のボタンを押しただけだったのに、当初何が起きているのかわかりませんでした。」

「さらに走行中に左のハンドルのグリップが脱落してしまったことで、バイクのコントロールが難しくなりました。ハンドルグリップをもう少し柔らかいものにするようリクエストしていたんですが、ワイヤリングのワイヤーがこの柔らかいグリップを切ってしまったようなんです。なんとかリズムを取り戻して順位を挽回出来ましたけど、この結果には全く満足していません。」

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(Source: HRC)

(Photo courtesy of michelin)