ホルへ・ロレンソはホンダ移籍後、怪我からの復帰が長引いたこと、マシントラブルなどにも悩まされ結果が出ていません。このロレンソに対して、HRCが結果が上向かない場合2019年末で契約を破棄すると伝えたという噂が流れています。しかしロレンソの契約は2年ですので、あくまで噂にすぎないでしょうが、こういった噂が出るほどにロレンソはホンダへの適応に苦戦しています。

ホルへ・ロレンソ

「ホンダにバイクに関しては、時間と走行を重ねるごとにポジティブな内容を見つけることが出来ます。ですがホンダのバイクはけして自分にとって自然なバイクにはならないでしょう。ホンダはあくまでホンダです。ブレーキングを遅くし、リアをスライドさせ、バイクをすばやく深く倒す必要があります。」

「でもそれはDucatiも同じでした。Ducatiも自分にとって自然なバイクではなかったので、適応に時間がかかりました。ザルコにしても同じですよね。MotoGPでは自然に操縦出来るバイク、自然に操縦出来ないバイクがあり、後者がMotoGPでも増えて来ているんです。」

「噂の内容に関しては、誰も自分に対して期限を与えたなんてことはありませんよ。状況が悪いとこういった噂が出てくるものです。皆がバイクとライダーの相性が思ったりうまくいかないこと、望んだような結果が出ていないことを理解しています。自分達には時間が必要なんです。」

この噂に関して金曜日に聞かれたアルベルト・プーチもこの噂を否定。バカバカしいと一蹴しています。

アルベルト・プーチ

「この噂について話をすること、コメントすること自体がバカバカしいですね。そのような話をホンダからしたという事実はありません。」

(Source: HRC)

(Photo courtesy of michelin)