コーナーの真ん中で一瞬クルージングしているかのように急激に速度を落としたドヴィツィオーゾを避けようとしたホルへ・ロレンソはフロントから握りごけ。これでドヴィツィオーゾ、ビニャーレス、ロッシを巻き添えにしてリタイアとなりました。しかし10番手スタートから強烈な走りで4位にまで順位をあげ、素晴らしい走行をしたロレンソの今後には大きな期待が持てます。
Ducati時代と同様のロレンソの変革を期待するならば、今後はさらにフロントで走るロレンソの姿が期待出来るでしょう。月曜のテストではどんな走りを見せてくれるでしょうか。
ホルへ・ロレンソ
「ブレーキが遅れてしまいました。ヴァレンティーノやアンドレア、マーベリックに本当に申し訳なく思います。今回3人のライダーを転倒させてしまったのは自分のミスですが、これを別とすれば今週は改善出来たエリアがありましたし、レースの中でさらにスピードを発揮するために見つけた内容もありました。アッセンでは良い走りをしたいですね。」
(Photo courtesy of michelin)