オランダGPのFP1で激しく転倒してグラベルに突っ込んだホルへ・ロレンソは、この転倒でT6、T8胸椎を損傷。転倒直後は歩いていましたが、今週末のレースは当然欠場となります。バルセロナに戻って手術を受けるとのことですが、怪我の場所が場所だけに、夏休み明けのチェコでの復帰も厳しいかもしれません。
(※頚椎=Cervical、胸椎=Thoracic、腰椎=Lumbar、仙椎=Sacral です。)

クリニカ・モバイル ミケーレ・ザッサ

「CTスキャンの結果、ホルへはT6、T8胸椎に損傷を負っていることがわかりました。まだ確定はしていませんが、彼はバルセロナに戻り信頼出来る医師の執刀の元で手術を受けることになるでしょう。今は安定していますが、これからどのような治療を受けるかは現地の医師が決定することになるでしょう。彼は転倒の際に頭を打っていますが、意識はしっかりとしています。」

アルベルト・プーチ

「ホルヘが転倒で胸椎を損傷したのは残念です。彼はバルセロナへと戻り、Dexeus病院にてさらなるチェックを行い、治療を受けることになります。胸椎損傷は小指を折ったなどとは度合いが異なります。回復には長い時間がかかるでしょう。いずれにしても容態を判断するのは専門家の仕事です。バルセロナについた時点で専門家が彼の今後について状態を発表してくれるでしょう。」

(Source: HRC)

(Photo courtesy of michelin)