いよいよ今週末に開幕を迎えるCEVレプソルインターナショナル選手権について、簡単にまとめてみました。日本人選手も参戦しており、Youtubeでの配信もありますので是非注目してみてください。
CEVレプソルインターナショナル選手権とは
現在のMotoGP、Moto2に参戦する多くの有名選手を輩出してきたのが旧スペイン選手権ことCEVレプソルインターナショナル選手権です。2014年よりFIM傘下の国際大会となり、現在はFIM CEVレプソルインターナショナル選手権と呼ばれています。ペドロサ選手、マルケス選手、若き日のストーナー選手がこの道を通ってきたのは有名です。
気になる日本人ライダーは?
日本人選手もCEVレプソルインターナショナル選手権に多数参戦しています。
Moto2クラスに尾野弘樹選手(NTS Sportscode T.Proチーム)、Moto3クラスには眞崎一輝選手、小椋藍選手、國井勇輝選手(アジア・タレント・チーム)が参戦しています。
クラスについて
CEVレプソルインターナショナル選手権のクラスは全部で4クラスです。
・Moto3ジュニア世界選手権
・Moto2欧州選手権(スーパーストック600と併催)
・ヨーロピアン・タレント・カップ
・Zカップ
レギュレーション
Moto3ジュニア世界選手権
・4ストローク単気筒250ccエンジンを使用
・シャーシはプロトタイプであること
・車体とライダーの合計の最低重量は149kg
・スイングアーム、サスペンション、ハンドルバー、スイングアームスピンドル、ホイールスピンドルへのチタンの使用は禁止
・最低年齢14歳、最高年齢23歳
・タイヤはダンロップ製
Moto2欧州選手権(スーパーストック600と併催)
・ホンダCBR600RRのエンジンを使用
・シャーシはプロトタイプであること
・車体とライダーの合計の最低重量は217kg
・スイングアーム、サスペンション、ハンドルバー、スイングアームスピンドル、ホイールスピンドルへのチタンの使用は禁止
・ブレーキディスクはスチール製
・最低年齢15歳
・タイヤはダンロップ製
ヨーロピアン・タレント・カップ
・使用マシンはホンダNSF250R
・車体とライダーの合計の最低重量は145kg
・最低年齢13歳、最高年齢17歳
・タイヤはダンロップ製
Zカップ
・マシンはカワサキモータースペインが販売するKawasaki Z900
・最低年齢15歳
・タイヤはドライ時はMICHELIN POWER CUP EVO/レイン時はMICHELIN POWER RAIN
年間スケジュール
・2017/04/30 スペイン/アルバセテ Moto3、Moto2、ETC (2レース)、EKZC (2レース)
・2017/05/20 フランス/ル・マン Moto3
・2017/06/18 バルセロナ/カタルーニャ Moto3 (2レース)、Moto2 (2レース)、ETC、EKZC
・2017/07/09 スペイン/バレンシア Moto3 (2レース)、Moto2 (2レース)、ETC
・2017/07/23 スペイン/エストリル Moto3、Moto2 (2レース)、ETC (2レース)
・2017/09/17 スペイン/ヘレス Moto3 (2レース)、Moto2、ETC (2レース)
・2017/10/08 スペイン/アラゴン Moto3、Moto2 (2レース)、ETC (2レース)、EKZC (2レース)
・2017/11/19 スペイン/バレンシア Moto3 (2レース)、Moto2、ETC、EKZC
オフィシャルYoutubeチャンネルで視聴可能
3クラスの決勝レースの模様は、日本時間の4/30日 19:00から配信されます。
(Photo courtesy of michelin)
(Photo courtesy of CEV)
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