ストップ&ゴートラックのレッドブルリンクでは、今までのトラック以上にDucati、ホンダとの差が出ることは間違いない。ブレーキング性能を上げたところでレース後半にはフロントタイヤが悲鳴を上げるはずで、予選でマルケスの前に出てレースペースをコントロール出来れば、集団で走る中でホンダのフロントタイヤをオーバーヒートさせることも出来るかもしれない。いずれにしても、ヤマハにとっては鬼門となるトラックだ。
マーべリック・ビニャーレス
「ブルノテストでは、ほとんど新しいアイテムがなく加速の改善も進んでいません。ですから、今あるパッケージの戦闘力を高めることに集中したいと思います。今はブレーキングを遅く、深くかけられるように作業をしています。スピルバーグはストップ&ゴー型のトラックです。走行ラインを変える作業が必要です。加速では苦戦するでしょう。フロント、バイクのフィーリング改善に集中して作業します。オーストリアに向けて課題は明確で、今まで以上にモチベーションを高く保っています。結果についてはわかりません。とにかく難しいトラックですからね。フロントに接近してレースすることを望んでいます。」
(Source: yamaha-racing)
(Photo courtesy of michelin)