スタートで失敗したデイビスはやや強引にターン1でブレーキング。しかし、このブレーキングによって表彰台圏内に入り、結果的に2位を獲得した。レース週の前にはV4Rの特性を活かした乗り方が徐々に出来ていると語っていたが、要所で強みのブレーキングを使っていけば、今後は優勝争いも視野に入るかもしれない。


チャズ・デイビス

「予選で12番手スタートという結果でしたので、今回レースで2位を獲得出来たのは本当に嬉しいです。ポルティマオは奇妙なトラックでラグナ・セカとは異なります。 ここで他車を抜くのは非常に難しいんですよ。そうしたこともあって表彰台を獲得出来たのは嬉しいですね。今日は1周目が非常に良くて、良い形でオーバーテイクを続けることが出来ました。スタートはいまいちだったんですが、ターン1に深く入っていきました。アルヴァロはそれでバイクを少し起こす必要がありましたから、少し申し訳なく思っています。こうした事をする予定ではなかったんですが、仕方ありませんね。」

(Source: Ducati)

(Photo courtesy of Ducati)