2021年ぶりにDucatiで戦ったレディング
2025年MOTUL FIMスーパーバイク世界選手権の開幕戦、フィリップアイランド・グランプリ・サーキットで繰り広げられたレース1。その中でも注目を集めたのが、スコット・レディング(MGM BONOVO Racing)が2021年以来となるドゥカティのマシンで戦ったことだ。彼はレース序盤に表彰台争いを展開し、アルヴァロ・バウティスタ(Aruba.it Racing – Ducati)と熾烈なバトルを繰り広げた。
レディングは、一時2位まで浮上する場面もあり、2020年のタイトル争いを思い起こさせるようなパフォーマンスを披露。結果的には4位争いに敗れ、インディペンデント勢トップの座も逃したが、それでも5位でフィニッシュし、チームにとって価値あるポイントを獲得した。
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スコット・レディング
「アルヴァロとはいいバトルでした。久々にオーバーテイクを楽しめたし、自分のスタイルでレースができました。すごく楽しかったっです。レース中、相手の方が少し速いと感じる時もありますけど、そういう時こそ学びながら適応することが大事です。ペースを上げると色々なことが変わりますからね。バウティスタがちょっと強引に入ってきた時は、一呼吸おいて、またレースに集中しました。クリーンで素晴らしいバトルだったと思います。」