ビエルヘはレース1で11位、レクオナはレース欠場
レース1は、気温36℃、路面温度40℃という厳しいコンディションで行われた。9~11周目の間に義務的なタイヤ交換を行うレギュレーションのもと、ビエルヘは好スタートを切り、序盤は10位につける。 レース中盤では、イアンノーネやロウズ兄弟(アレックス&サム)とバトルを繰り広げる展開となった。10周目にピットインし、タイヤ交換後は10位で復帰。終盤は激しい争いの中でわずかに順位を落とし、最終的に11位でチェッカーを受けた。
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シャビ・ビエルヘ(レース1/11位)
「全体的に厳しい1日でしたFP3でソフトタイヤを試そうとした時にマシントラブルが発生し、タイヤの感触を掴めないままスーパーポールに臨むことになりました。それでもチームが素早く対応してくれて、悪くないタイムを出せました。レースのスタートは悪くなかったし、前のグループに食らいついていたんですが、他のライダーのミスの影響を受けて、集団から少し遅れてしまいました。」
「さらに、グリップ不足に悩まされ、特にコーナー立ち上がりでマシンをうまく前に進められませんでした。テストの時は悪くなかったですし、レースペースも良かったんですが、気温が上がったことでトラクション不足が顕著になりました。」
「ピットストップ自体は完璧だったし、チームもミスなく作業してくれました。ただ、今日は思った以上に苦戦しましたね。でも、かなり暑いコンディションでのデータを集めることができたので、明日に向けて分析して改善していきたいです。そして、何よりもイケルのことが残念です。彼は調子を上げていたところでしたし、早く回復して戻ってきてほしいですね。」
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(Photo courtesy of HRC)