レース前半はタイヤを温めることに時間を使ったザルコだが、後半は安定したレース展開で11位で完走。苦戦に苦戦を重ねたザルコとしては嬉しい結果だろうが、改善が進むバイクを考えると、KTMとの契約を途中で破棄せず、KTMとの契約満了まで状況を見ても良かったのかもしれない。
ヨハン・ザルコ
「ミディアムリアを選択したのでレース序盤は難しかったですね。しっかりとタイヤが使えるようになるまで6周かかりましたがその後は快適でした。序盤から快適で徐々にペースが悪化していくよりは、コンスタントさがあるほうが良いんです。徐々にスピードを発揮することが出来、これからアタックをしようと思った矢先に目の前で転倒があったんです。シルバーストーンでは完走出来ずに終わりましたが、ここではチェッカーを受けることが出来て嬉しく思います。この後はすぐにアラゴン戦となりますが、コンディションを万全に留める上でこれ以上のことはありません。」
(Source: KTM)
(Photo courtesy of KTM)