地元でのレースとなったロッシだが、表彰台争いが出来るほどのペースがなく、フランコ・モルビデッリを抜いて4位に終わった。同じヤマハのビニャーレス、ファビオ・クアルタラロと比較してもコーナー脱出で劣るとのことで、今後の改善が進むかどうかは不明だ。
バレンティーノ・ロッシ
「表彰台争いが出来ると思っていました。ここでファンから祝福されるのは最高だったでしょうから。しかしレースはある程度予想した通りの内容でした。マーべリックのほうがファビオよりも速いのではないかと思っていましたが、いずれにしても3名の選手のほうが良いペースでした。トラックの中で3箇所程度失っている部分があってこれを週末の中で改善しようとしていましたが、叶いませんでしたね。7位スタートは難しく、ドヴィツィオーゾとリンスを抜くことが出来ましたが、フランコを抜くのには苦戦しました。」
「彼は素晴らしい走りをしていて、このトラックでのオーバーテイクは難しいと思っていましたがそのとおりでした。正直なところ前をいくライダー達ほどのスピードがなくて、KTMに追いつくのも大変でした。夏休み以降にバイクの多くの点で変更を行いました。現時点ではこれが自分達の実力でしょう。前の3台は特にコーナー脱出が速く、このエリアにおいて改善が必要なんです。」
(Source: yamaha-racing)
(Photo courtesy of michelin)