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NTS RW Racing GP オーストラリアGP 公式練習1、公式練習2レポート

オーストラリアGP初日NTS陣営両ライダーが快調な走り出しを決める

Moto2世界選手権を戦うNTS勢のジェスコ・ラフィンとボ・ベンスナイダーの両選手が、第17戦オーストラリアGP初日を調子良く走り出しました。ドライコンディションで行われた午後のフリープラクティス(FP)2回目で、ラフィンは9番手、ベンスナイダーは17番手タイムを記録しました。午前のFP1はウェットセッションで、ベンスナイダーは16番手、ラフィンは17番手でした。南半球は暦の上では春を迎えていますが、レースが行われているフィリップアイランドサーキットはメルボルンの南西約150kmに位置しており、この季節は移り変わりやすい天候に悩まされる季節でもあります。冷たい雨の降りしきる午前のFP1では、路面温度は18度でしたが、午後のFP2では路面は32度に上昇しました。

シーズン屈指の高速コースで多くの選手たちに愛されている当地は、ラフィンの得意サーキットで、2017年のオーストラリアGPで4位入賞、2018年は8位でゴールを果たしています。今日のFP2でも終始4番手につけていましたが、セッション最後に9番手で締めくくりました。ラフィンのベストタイムは1分33秒728でした。一方、ベンスナイダーはMoto2マシンでこのコースを走行するのは今回が初めてです。昨年は日本GPで脚を骨折したため、翌戦のオーストラリアGPを欠場していたからです。今日の走行ではMoto2のライディングを確認しながら走り込みに徹し、1分34秒140の17番手でセッションを終えました。

ボ・ベンスナイダー選手(ゼッケン64)

(FP1-16番手 FP2-17番手 総合17番手)
「まずまずの初日だったね。コンディションという面でも、ウェット路面での走行データを収集できたし、僕自身の経験を積むこともできた。土曜と日曜も雨は降るかもしれないから、そうなればそこでもまた情報収集をできるね。午後のFP2はドライセッションで、データもしっかり集めることができた。ドライでもウェットでも速く走ることができたのは、とても良かったと思う。僕はこのコースをMoto2で走るのは今回が最初だから、コース攻略もゼロからのスタートだったんだ。だから、午後の走行ではユーズドタイヤで徹底的に走りこんだよ。手応えも上々だった。まだ自分自身も走りを磨く余地があるし、バイクがもう少し良くなれば、タイムはさらに上がると思う。フィーリングを良くしたい部分もあるけど、まずはここまで上位陣に近いところで走れているから、それがなにより心強いね」

ジェスコ・ラフィン選手(ゼッケン2)

(FP1-17番手 FP2ー9番手 総合9番手)
「今日は午前と午後の両セッションとも、いいフィーリングで走ることができた。完璧とはいわないけど、まずまずだったよ。条件が異なる2回のFPでしっかりとデータを集めることができたので、改善すべきところも明確に把握できているんだ。今日はハッピーな結果で、いい走り出しになったよ」

(Source: NTS)

(Photo courtesy of NTS)

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