最後の最後の走りは限界を振り切った走りをしたマルケス選手ですが、スライドが多かったことでタイムをロスし、フロントローを逃してしまったようです。新しいキャラクターのエンジン(※ビッグバンだと言われているもの)は、コーナリングの特性が以前のスクリーマータイプより改善しているとのこと。決勝はペドロサ選手との一騎打ちとなるか、後半ヤマハが追い上げる展開となるか注目です。
Q
「今日はフロントロー獲得おめでとうございます。あと少しでポールポジションでしたが、今日そして昨日のダニには誰も近づけない速さでしたね。」
Q2 2位 マルク・マルケス
「今週のダニは非常に速いですね。ですから最後の走行では彼の後ろのついて、彼がどこで違いを生み出しているのか観察しようとしたんです。いくつか違いを発見出来ましたが、良いラップタイムを記録出来ましたしバイクのフィーリングも悪くありません。ここでは1周のタイムには苦戦していたので目標はフロントローだったんです。どんどん調子が良くなっている感じなので嬉しいですね。」
Q
「フロントローをホンダが独占したのは2014年のザクセンリンク以来です。」
マルク・マルケス
「こういうのはわかりませんし、ホンダにとってもそうでしょう。このサーキットはホンダにとっても自分のライディングスタイルにとっても難しいサーキットなんです。ただ自分達のプランが上手く働いているようですし、こうして新しいキャラクターのエンジンでコーナリングを向上しようとしているんですが、これが上手くいっています。ただ明日のレースはまた別物ですので、良い形でコントロールしたいですね。」
(Photo courtesy of michelin)