ファビオ・クアルタラロと共にペトロナスヤマハで活躍したファビオ・クアルタラロにとって、2019年はスタッフと共に成長する1年だった。後半戦は予選、決勝でもスピードを発揮するなど、来年への期待は大きい。
「昨年と比較すると人としては変わっていませんが、ライダーとして進化したと思いたいですし、これは主にクルーと一緒に成し遂げたものです。今乗っているバイクに関する知識を深めることが出来ましたし、結果をみれば2019年のシーズン開始時点よりも優れたライダーになれたと思いますね。」
2019年は過去よりもスピードを発揮出来ましたし、過去よりも良いポジションで走行したいと思ってきました。今年はそうしたスピードを発揮して走行出来たと思いますし、今年のシーズンに点数をつけるならば、10点満点で7点でしょう。」
「今年はMotoGPのレースの中で結果をしっかりと出すことを学びました。ただ速く走るだけでは不十分で、それ以外の物事もしっかりと出来るライダーである必要があるんです。来年はこのあたりをしっかりと意識したいですね。何を改善すべきかということはヒントになってしまうので教えられませんけどね。」
チームは自分とファビオを強烈にバックアップしてくれました。皆が注目するのは最終的にライダーが出した結果なんですが、それは後ろで支えてくれるスタッフのおかげなんです。ライダーが良い結果を残せるのは、それが出来る環境にいるからなんですよ。このチームはライダーにとって素晴らしい環境を用意してくれ、そのおかげでライダーは週末を通じて最高のパフォーマンスを発揮出来たんです。」
ヤマハのYZR-M1は本当に素性の良いバイクです。ライダーフレンドリーでこれ以上は望めないでしょう。ヤマハのエンジニア達はいい人ばかりで仕事がしやすいです。本当に素晴らしい関係性を保つことが出来ています。」
「2020年はいつもどおり厳しいシーズンになるでしょう。ただ自分自身もライダーとして、そしてチームもクルーも成長すると思います。1年間共に作業をした経験がありますし、来年はさらにしっかりとした形で作業が出来ると思います。来年はいい年になると思います。」
「 休みの間は世界中を旅行することになります。まず12月にはセパン8時間耐久でマレーシアに行き、しばらく滞在した後、それからスキー、バイクでのトレーニングを行い、カリブ海に旅行に行く予定です。」
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(Source: sepangracingteam)
(Photo courtesy of sepangracingteam)
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