FIM、ドルナの株主であるブリッジポイントキャピタル、CPPインベストメントの承認を得て、ドルナスポーツはMotoGPクラスのサテライトチーム、Moto2、Moto3クラスのチームの救済プランをスタートさせる。
IRTAを通じてMotoGPのサテライトチームは、シーズン開幕の有無を問わず、4月、5月、6月に一定の補助金を受け取ることとなる。これはサテライトチームの経済状況を支え、彼らのスタッフの生活を保証し、将来も現在のサテライトチームに選手権に参加してもらうための処置となる。加えてIRTAは既にMoto2、Moto3全チームに補助金を交付しており、ドルナもさらなる援助を検討中だ。
ドルナは開催カレンダーを変更することで、選手権の開催に向けて全力を尽くしているが、欧州における新型コロナウイルスの感染拡大はまだ収束する気配がなく、大きく状況が変わらない限り7月開催も雲行きが怪しくなるだろう。
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