木曜のプレスカンファレンスからペドロサ選手のコメントを紹介します。新しくなったアスファルトでどのような走りが出来るかというのが、今週末は大きな鍵になりそうです。
ニック・ハリス
「ヘレスでは優勝とポールポジションを獲得していますが、マルクと同様に過去2戦が大きく差を詰める結果となりましたね。」
ダニ・ペドロサ
「ええ。過去2戦でいくつかの改善を果たす事が出来ました。練習走行ごとに状況が良くなってきましたし、レースごとに結果が出てきました。それに良いテストも出来ましたし、新しい路面もどうなのか気になります。ここで既にテストをしたライダー達はグリップはかなり良いと答えていますから、後はコーナーでのフィーリングがどうなのかを学習するということですね。あとは新たにバンプがあるのかないのか、新しいアスファルトでどのようにライディングをするのか?ということです。ただ前回のテストの結果から状況はかなり良い事がわかっています。ですから、後は過去2戦のようなバイクで今週をスタート出来るかどうかだと思います。トラックを確認して天候にも注意が必要です。ここでは路面の確認に時間がかかりますが、明日もまた雨が降っているかもしれません。ステップ・バイ・ステップで作業を進める必要があるでしょう。」
ニック・ハリス
「ル・マンでは全てのクラスで優勝しているとは言え、それでもル・マンに関しては複雑な思いでしょうね。」
ダニ・ペドロサ
「このトラックは好きですが、強いと言えるレベルの走りをするのが難しいトラックでもあるんです。今の段階では今週末のコンディションがどうなるかというのは言い切れません。ただ過去2年間はペースという面では苦戦をしていましたから、今回は良くなることを願っています。ただヤマハもいますしザルコも過去良いレースをしていて、ここは彼のホームですからきっと速いでしょう。多くのライダーがスピードを発揮すると思いますが、どのライダーも最初の段階からスピードを発揮してくると思います。」
(Photo courtesy of michelin)