パオロ・チャバッティ「イアンノーネがDucatiに戻る日が来ないとは言えない」

アンドレア・イアンノーネ

Ducatiのスポーティングディレクター パオロ・チャバッティは現在ライセンス停止中のアンドレア・イアンノーネについて、将来的にPramac、Ducatiライダーになる可能性もゼロではないと語る。2020年シーズンについては以前も語っていたように同一サーキットでの2戦、ライダーあたり2台体制ではなく1台で参戦してはどうか?など様々なアイディを語る。

パオロ・チャバッティ

「アンドレア・イアンノーネは良い部分、多少なりとも目をつむる必要がある部分もある選手で、その言動は何かと議論の対象になることが多かったですね。ただ今こうした時期にあってもインスタなどで互いにやりとりは続けていて、彼との関係性が終わることはないんですよ。」

「Pramacがアンドレア・イアンノーネに興味を持っているという報道がありますが、本来Pramacの役目は若いライダーを育て道筋を示すことです。今までもアンドレア・イアンノーネ、ダニーロ・ペトルッチ、ジャック・ミラー、フランセスコ・バグナイアに対してそうであったようにね。アンドレア・イアンノーネは30歳になる選手ですから、若手という範疇からは外れてくるでしょう。」

しかし彼が再びDucati、Pramacに戻ってくることが絶対ないとは言えません。彼は才能あふれる選手で非常に速い選手でもあります。しかしいくつかのミスをキャリアにおいて犯してきたと言えるのもまた事実です。今はライセンス停止という処分を受けているわけですが、彼に対して非常に厳しい批判がされています。彼は常にスピードを発揮してきた選手で、Moto2ではマルク・マルケスとも激しいバトルを繰り広げていました。」
アンドレア・ドヴィツィオーゾ
「2021年のライダーラインナップに関しては、2020年が今この状況ですから全く変えずにいくと考えるのが普通でしょうね。今はこの危機的状況への対応が優先です。今年のレースについて、どのように行うかはわかりませんが、F1がクローズドでレースを再開出来るとしたらMotoGPにだって可能なはずです。今は可能な限り多くのレースを行うことの優先度が高いわけです。FIMが定める最低レース数を満たすことは出来ませんが、特殊な状況ですから仕方ないでしょう。」

「今ドルナが考えているのは可能な限り多くのレースを行うということで、もし開催数が極端に限定されるようであれば、同一サーキットで2週間連続でレースを開催するということも検討する必要があると思います。そのためにはあらゆる方向で協力していくことが必要ですが、今年の8月から9月にかけてレースを開催することが出来ればと思っています。」
ダニーロ・ペトルッチ
場合によっては1台のバイクのみでレースをすることが必要な状況も出てくるかと思います。そのためには人員も少なく動くことが必要になります。もう1台のバイクがガレージにあって、スペアパーツもあるという状況とは異なってきますが、かなりのコスト削減につながると思いますよ。現状アプリリア以外のメーカーの賛同は得られていませんが、この先にこうした選択肢についても考える必要が出てくると思います。」

(Photo courtesy of Ducati)