マーべリック・ビニャーレスは来年も現役を続けたいと語るバレンティーノ・ロッシに対して、来年も同じチームで走りたいと語る。成績が出ない中でフラストレーションの塊といった状態だったビニャーレスにとって、辛い時期でも笑顔でいられるロッシから学んだことは大きかったようだ。

バレンティーノからは多くのことを学んだ

マーべリック・ビニャーレス

バレンティーノには来年も同じチームで走って欲しいですね。彼からは多くを学びました 2017年、2018年の終わりは特にそうですが、バレンティーノとはヤマハで厳しい時を共に過ごしました。結果が出ない中でも彼は常に笑顔を絶やしませんでしたが、望んでいる結果が出ていないのになぜ笑顔でいられるかわかりませんでした。」

「時には周りの人間に”なんでバレンティーノは笑顔でいられるんだろう?”と話したくらいです。彼はトラックで走行している限り笑顔で、彼から結果が出ず苦しい時も笑顔を忘れないことの大切さを学びました。彼が笑顔でいられるのが何故か1ヶ月ほどわかりませんでしたよ。」(※ロッシはこれに対して「自分が変えられることはトレーニングをするなどして改善の努力をするが、自分の力が及ばないことに関してはあまり気にしても仕方ない」と返している)
マーべリック・ビニャーレス

後半戦からレースを開始出来るのがベストシナリオ

通常のシーズン後半戦の時期にレースが出来れば良いと思っています。また、レースをクローズドで行いたいとは思いません。結局のところレースはファンのために行うわけですからね。それに同じトラックで2回レースを行うというのは、開催時期を変えたとしても妙だと感じるでしょうね。同じ週末でのダブルレースについても自分達はそのフォーマットに慣れていません。」

2ヶ月間バイクに乗っていませんが、フィーリングは失っていないと思います。いろいろなバイクでトレーニングは出来ますしね。もちろんM1に乗って走るのは全く別物ですけど、タイヤが適正温度になるころには、フィーリングを取り戻して走行することが出来ると思いますよ。」

(Source: yamaha-racing)

(Photo courtesy of michelin)