KTMでエースライダーとして活躍するポル・エスパルガロは、ホンダへの移籍を将来的に考えているという噂を正面から否定した。V型4気筒エンジン、トレリスフレーム、WPサスペンションという独自パッケージで選手権に挑むKTMは着実に戦闘力を高めている。
ポル・エスパルガロ
「将来的に自分がホンダに移籍するというのはまったくのゴシップですね。ホンダは非常にアグレッシブなバイクで自分のライディングスタイルに合うと思います。マルクと自分は似たようなライディングで、バイクにあまり体重を預けないんですよ。これによってバイク本来の動きを助けることになります。フロントが動いても切れ込んでもセーブしやすいんです。」

「グリッドに並ぶ全てのライダーがチャンピオンシップ優勝を夢見ていて、タイトル獲得のために競争力が高いバイクを手に入れたいと考えています。これが自分にとっても原動力で、MotoGPで優勝するだけでなく世界タイトル獲得のためにレースをしています。今の恵まれた環境、そしてハードワークを続けていますから、タイトル獲得のために十分な状況だと思います。ですから今も戦い続けているんです。」
(Photo courtesy of michelin)
中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近はまた乾式クラッチのDucatiに乗りたいと思っています。