Pramacのジャック・ミラーは、来年Ducatiファクトリーチームに加入するだろうと言われており、実際のところ大筋で決まっているものの、正式な発表はまだという状況だろう。開発を主導するという意味合いで、もう1人のファクトリーライダーはアンドレア・ドヴィツィオーゾになるはずだ。
なお、ミラーの後釜として、ロレンソ・バルダッサーリ、ホルへ・マルティン、レミー・ガードナーなどが候補して上がっている。ファクトリーチーム昇格後はシーズン後半戦に精彩を欠いたダニーロ・ペトルッチは、来季のシートが危ぶまれるチャズ・デイビスの後任としてWSBK参戦も噂される。
Ducatiファクトリーチーム、ミラー共に大筋では合意か
Pramacチームマネージャー フランセスコ・グイドッティ
「最も合理的に説明がつく内容として、来年ジャック・ミラーはファクトリーチームに加入するでしょう。彼はファクトリーチームに加入することをゴールとしてPramacに加入しました。初年度は苦戦したものの、昨年は素晴らしいポテンシャルを発揮したと思います。昨年は彼にとって大きな成長のステップとなりました。」
「ファクトリーもミラーと交渉をしているでしょう。実際ミラーはファクトリー加入の条件を見たす実力を身につけていますが、今のところ契約は締結されていません。しかし、ファクトリー、ミラー側ともにファクトリーチームで来年走るという大筋では合意が取れているわけです。」
「昨年ミラーはKTMからファクトリーチーム加入の誘いを高額の契約金と共に提示されていましたが、Ducatiにとどまることを選びました。つまり彼はDucatiのバイクを気に入っているわけで、フィーリングが良いということなんでしょう。」
(Photo courtesy of michelin)