フルモデルチェンジモデルとして登場したCBR1000RR-Rは、先進の電子制御、MotoGPからフィードバックを得たウイングレット、最高出力217.6psを誇るバイクだ。迫力的な見た目に度肝を抜かれたファンも多いと思うが、DucatiであればパニガーレV4Rの登場後、ストリートファイターV4が登場していることが示しているように、世界的な潮流からしても、スーパースポーツ登場後にそのバイクをベースとしてストリートファイターが登場するのが一般的だ。

となると、待ち遠しいのがCBR1000RR-Rのストリートファイター版だ。今まではCB1000Rという名称だったCBRのストリートファイター版が、新型CBRの登場によりCB1000RRといった名称で登場する確率は極めて高い。

イギリスをベースとするデザインスタジオである「kardesign」は、この新型CBRをベースとしたストリートファイターをデザイン。気になるバイクニュースで画像の使用と紹介の許諾を得たのでご紹介しよう。

今回のデザインのベースとなっているCBR1000RR-Rは、デビュー戦となった2020年のFIM スーパーバイク世界選手権(SBK)開幕戦フィリップ・アイランド戦では、スーパーポール、決勝でもレオン・ハスラム、アルヴァロ・バウティスタが存在感を発揮、特にトップスピードに関しては昨年まで圧倒的なスピードを見せつけたパニガーレV4Rに全く劣らない姿を見せつけた。(※回転数制限の違いはあれど)
CBR1000RR-Rストリートファイター
デザインされたストリートファイターは、エンジン、フレーム、サブフレーム、フロントフォークなどベースデザインが新型CBRのものではないのは仕方ないとは言え、登場時にどのようなデザインとなりそうかという想像を膨らませるには十分に魅力的だ。マフラー位置、ウイングレットの有無、スイングアームが片持ちか両持ちかは発売されるまでどうなるかわからないが、少なくとも登場時のインパクト、話題性という側面ではウイングレットを装備して登場して欲しいところだ。

バイクとしての完成度は非常に高いと評価される現行型のCB1000Rがあるだけに、CBR1000RR-Rをベースとしたストリートファイターの設計は難易度が高いだろうが、多くの人の度肝を抜いたCBR1000RR-Rのようなパフォーマンスに振ったモデルとして登場することを期待したい。

いずれにせよ、今後登場が非常に待ち遠しい1台であることは間違いない。

(Source: kardesign)

(Photo courtesy of kardesign)

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