今年からRed Bull KTMファクトリーレーシングでファクトリーチームからMotoGPに参戦するブラッド・ビンダーは、来年からのチームメイトとなるミゲル・オリヴェイラ、そしてテック3に加入するダニーロ・ペトルッチ双方についてポジティブと語る。テック3のエルベ・ポンシャラルの話からも、2020年からKTMのMotoGPマシン4台は完全に同一、開発やアップデートに関しても同タイミングとなることが明らかになっている。
ダニーロ・ペトルッチ

KTMには明るい未来が待っている

ブラッド・ビンダー

「KTM陣営においては自分とミゲルなど経験が不足していることは確かです。ですから、ダニーロ・ペトルッチのような選手がKTMにやって来るのは本当にプラスです。彼はDucatiファクトリーチームにいた選手ですから。彼は何度も表彰台に上がっていますし優勝経験もあります。彼のインプットはものすごく重要になるでしょう。」

「それにKTMにはダニ・ペドロサがいます。既に彼のインプットが多方面で素晴らしい方向に機能しています。KTMは全体として良い方向に向かっており、明るい未来があると思いますね。」
ダニ・ペドロサ
ミゲル・オリヴェイラ
「ミゲル・オリヴェイラとは2015年からチームメイトの関係がスタートし、互いに切磋琢磨しながら良い関係を築いてきました。1年目はいつも自分が彼に負けている状態で、彼に負けずに努力する中で、何度も激しいバトルを展開しました。」

「KTMファクトリーでも彼と共にプッシュしながら成長出来るでしょうし、これがKTMのプロジェクトにとってプラスに働くと思いますね。互いにキャリアの最初期からKTMで戦ってきて、来年はMotoGPクラスでKTMに乗れるなんて最高ですよ。」
ブラッド・ビンダー

(Source: KTM)

(Photo courtesy of michelin)

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