トップ10に入れたことも嬉しいが、決勝ではライバル車を良い位置で観察出来るだろうと話すスミス選手。ポル・エスパルガロ選手とともに”今年は開発の1年”と割り切ったコメントが多いですが。徐々にですがしっかりと結果が出ています。

予選10位 ブラッドリー・スミス

「リスクを背負って、今朝バイクに自信を持ってQ2にダイレクトに進出出来たことは、ガレージ内の皆にとって素晴らしいことでした。開幕から5戦でこんな結果が残せるなんて想像もしていませんでした。目標は常に改善を続けることなんですが、こうした状況をフルに活かして、バイクに自信を持ってこうした結果を得ることが出来ました。今日の午後は、自分達のベストを尽くすことが出来たと思います。この冷たいコンディションで、ミディアムのフロントタイヤを機能させるのは非常に難しかったですね。」

「ここでのテストの結果からは既に1.2秒改善していますから、新たな領域に入っています。ただ、十分な量のデータが手元にあります。4列目からのスタートは嬉しいですね。良いスタートを決めて速いライダー達と一緒に走る事が出来るチャンスがあるでしょうし、レース全体で彼らについて行くことが出来なくとも、彼らと一緒に走れば、彼らのバイクがどのような働きをしているのかを観察出来るでしょうし、それが自分達の開発に役立つでしょう。ですから、良いスタートをして彼らについて行くのが楽しみです。一緒に走って最後にどこまで行けるかですね。素晴らしい週末、素晴らしい1日になっていますから、皆を讃えたいと思いますし、明日に集中したいですね。」

(Photo courtesy of michelin)

<KTM プレスリリース>