今年がファクトリーチーム最後の1年になるバレンティーノ・ロッシは、観客がいないレースでの雰囲気は全くの別物だと語る。今週水曜日のテストで証明されたように、今年のレースも開幕戦から接戦になりそうだ。

レースがないのは奇妙な感覚だった

バレンティーノ・ロッシ

「世界選手権で25年ほど走ってきましたから、レースをする準備をした後に2ヶ月間の休みが訪れ、レース週末のアドレナリンと興奮を感じられずにいるのは奇妙な感覚でした。慣れてしまえば自宅にいるのも悪くはありませんでしたが、自分達、パドックにいる人達、世界中のファンも同様にMotoGPを待ち望んでいたでしょうね。」

バレンティーノ・ロッシ
「昨日からバイクに乗ってフィーリングを取り戻しました。明日からようやく通常のレースがある週末に戻ることが出来ます。昨日は午後に気温が上がってからいくつかマシンの変更をする必要が出てきました。とは言え初日の内容は悪くなかったと思いますね。」

「今年のレースに関して大きく異なるのは観客がいないことでしょうね。レースの雰囲気は全く異なるでしょう。ただレースに関しては昨日のテストで接近していたこともありますから、開幕戦から接近した通常のレースが開催されるでしょう。」

(Source: yamaha-racing)

(Photo courtesy of yamaha-racing)