オーストリアと一変して苦戦している中上。事前のインタビューでもハードブレーキングを活かしにくいサンマリノは難しいかもしれないと語っていた通りの内容となっている。再舗装後とはいえ、酷いバンプに終始苦しめられているようだ。
中上 貴晶

これだけバンプが酷いと走行が難しい

中上 貴晶

「今日は良い走行が出来ませんでした。FP1とFP2でトラックコンディションは変わったものの、バイクのフィーリングが非常に悪かったんです。新しい路面のグリップは良いものの、バンプは本当に酷い状況です。他のライダー達がどう考えているかわかりませんが、ターン3、ターン4、バックストレートの後もバンプが酷いですね。」

「高速コーナーの後でバンプがある箇所だと、バイクが激しくう揺さぶられてしまいます。そうなってしまうともはやコントロール不能です。正直なところ、この路面で27周走り切るのはほぼ不可能なのではとまで感じています。10周走行した時点で腕上がりの症状が出てくるんです。」

「それにこのだけバンプが酷いと、ブレーキパッドもディスクに叩かれてキャリパーに入ってしまい、ブレーキが効かなくなります。(※とっさに握りこんだ時にブレーキが効かない)非常に危険なセッションでした。とは言え徐々にトップ10に接近していますから、どうなるか見ていきましょう。」

(Source: HRC)

(Photo courtesy of michelin)