チャンピオンシップにおいて大きな意味合いを持つ3連戦が始まった。チャンピオンシップリーダーのファビオ・クアルタラロは今週末はとにかく落ち着いてレースに集中したいと語る。ランキング2位のジョアン・ミルはレース後半の追い上げが武器だが、14番手スタートと後方からのスタートになる。地元フランスで優勝を飾れるか。
ファビオ・クアルタラロ

ソフトタイヤのライフは問題ない

ファビオ・クアルタラロ

「コンディションは非常に厳しくて、すべてのセッションでタイヤを温めるが難しかったですね。ダニーロ・ペトルッチがQ1で素晴らしいラップタイムを刻んでいて驚きました。自分は予選の最初の走行で既に限界の走行だったんですが、2本目の走行でさらに良いタイムも記録することができました。明日は皆がソフトで走ると思いますが、自分はFP4で26周走行していますから、タイヤライフについては問題ないと思います。

明日のレースは周りの事は考えずに自分の走りに集中していきたいと思います。特にセクター1で良い走行ができていますから、スタートした後にこのセクターでプッシュしていきたいですね。(チャンピオンシップ2位の)ジョアン・ミルがグリッド上で離れている事はあまり意識せずに走行したいと思います。いずれにしても、ペースは十分に表彰台、優勝争いができる状態にあると思います。チャンピオンシップのことよりも、落ち着いてベストを尽くすことを考えています。

「自分のライディングスタイルはナチュラルでホルヘのようだと良く言われます、ただ、テレビには映らないところでいろいろなミスは当然しています。Moto3、Moto2時代に正確に走る方法をある程度見つけた瞬間があって、確かに今週末の走行は正確だったとは思いますが、トラックによってうまく出来るトラック、うまくできないトラックはありますね。」

「過去66年間フランス人が優勝していない?らしいですが、そうした事は考えずにレースを楽しみたいと思います。何かしらの大記録を意識してしまうとうまくいかないことがあると思うんです。ですから明日はとにかく集中してレースを楽しみたいと思います。」

(Source: sepang racing team)

(Photo courtesy of sepang racing team)